サウナの効用

サウナの入り方

サウナに入る前に気をつけておくべきこととして、食事の後の満腹状態を避けることがあげられます。食後は消化の為に血液が胃腸等の消化器系へ集中しますが、サウナに入ることにより分散され、健康上も良くありません。

 

また、飲酒の後も避けるべきで泥酔状態では特に危険ですので絶対に避けて下さい。体があまりにも疲労を感じている時にも快適な入浴感は得られません。

 

掛け湯やシャワーを浴びて入るのが通常ですが、よくふき取ってから入った方が、スムーズに発汗できます。サウナ室に入ったら、横になるのが一番楽な姿勢ですが、混んでいる時は腰掛けましょう。

 

通常は大型のバスタオルを持って入り、大抵の人は腰にまいて座っていますが、座るベンチの位置から足元まで広げて自分の出した汗は自分のタオルで処理することが理想です。
発汗の仕方は個人差や体調にもよりますが、サウナに入っている時間は10~15分で充分でしょう。長時間入ると逆に疲労するともいわれますし、床や下段のベンチで温度の低いところに長時間いるよりも、上段の温度の高い所で短時間で汗を出した方が、心臓等への負担が少ないようです。

 

サウナを出たら、足や手先の方から心臓の方へとゆっくり水を掛け、最後に顔や頭に水をかぶって、汗を洗い流します。それからゆっくりと静かに水風呂に浸かります。気分良く体が冷えたら、またサウナに入ります。これを3回位繰返すのが標準的な入り方です。